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あなたのお子さんはお口がポカンと開いたままになっていませんか

~呼吸について~

 テレビを見ている時、ゲームをしている時、そして眠っている時にお口が開いたままだと口呼吸になっている可能性が大です。 ヒトはリラックスしている時には上下の唇を閉じ、上下の歯は接触していないのが良い状態です。その時は鼻で吸って鼻で吐くという鼻呼吸が出来ている状態です。  口呼吸をしていると口が乾きます。空気が通過するので当然です。そうすると空気と共に口に入った細菌や元々口の中にあった細菌が唾液で流されないので、口臭がひどくなったり、歯の汚れが取れにくいです。

 一方鼻呼吸のメリットはお口の健康以外に重要なことがあります、それは「キレにくく、落ち着きのある子」「勉強など脳を使う作業の効率が上がる、即ち勉強の成績が上がる子」になれるということです。
 その理由をお話します。蓄膿症は聞いたことがありますか。鼻の奥の副鼻腔という空間に膿が溜まる病気です。鼻づまり、頭痛や集中力の低下があります。この空洞は鼻と上あごやおでこの骨の中の空間を繋ぐ空間です。つまり脳の入っている空間、特に前面に近いのです。TVのCMでもこの病気を説明していますね。それがどう”落ち着き”や”成績”に関係あるのかを説明しますね。

 ところで、脳というのは大量のエネルギーを消費します。体の体積や重さとの割合を考えたら、かなり大量に使います。それは大量に熱を発するということ。「頭使いすぎて熱出した」というのも冗談ではないのかも。もうお察しかと思いますが、鼻から吸った空気は骨の空洞の空気を冷やすのです。脳はその空洞の空気で冷やされます。で、一番その空洞と近いのは脳の前の部分。つまり ”理性”を司り”冷静”を取り戻します。「頭を冷やせ!」っていうのは本当だったのですね。 そして脳全体を徐々に冷やしていくことになります。

 体もそうなのですが、脳というのは結局電気的な活動、つまりは”電子の流れ”が効率を左右します。
たとえて言うなら、あなたの使っているスマホやPCは使っていると熱をもって不調になりませんか?
そんな時はファンの風で冷やすと正常に戻ります。PCは本体にそもそもファンが組み込まれていますよね。同様に鼻から吸った空気は、脳の冷却装置として働くのです。

体もそうなのですが、脳というのは結局電気的な活動、つまりは”電子の流れ”が効率を左右します。
たとえて言うなら、あなたの使っているスマホやPCは使っていると熱をもって不調になりませんか?
そんな時はファンの風で冷やすと正常に戻ります。PCは本体にそもそもファンが組み込まれていますよね。同様に鼻から吸った空気は、脳の冷却装置として働くのです。

次に、鼻呼吸とウイルスや細菌、異物などの関係をお話します。
「口呼吸は口が乾く」というお話をしましたが、大体室内でも屋外でも湿度60%程度が必要と言われます。それを超えると今度は室内のカビ問題が発生します。また50%を切ると乾燥しすぎだとも言われます。では空気が乾燥するとどうなるのか。口呼吸では乾いた空気が一度に喉を通過します。喉には”繊毛”という細い毛があります。これが空気中のゴミや細菌、ウイルスをつかまえて、喉から口へと押し戻し、痰として出します。しかし乾燥した空気はこの”繊毛”を無くしてしまいます。元に戻るにはかなりの期間を必要とします。その間は無防備になります。

 では鼻呼吸の場合はどうなのか。「鼻から吸った空気は副鼻腔を巡る」お話はもうしました。この巡った空気は、巡る間に体内の湿気を吸収し、湿度100%に変わります。だから繊毛を痛めません。加えて鼻の入り口から5mm程の間に鼻毛が有り大きな異物をつかまえます。そしてそのすぐ奥には鼻水を出すところがあり、ゴミや細菌などで鼻毛というフィルターを通過したものを粘液でつかまえます。さらにその奥には上咽頭という粘膜面で防ぐのです。因みに口を開いて見える奥の壁は中咽頭と言います。

そして繊毛に届くのです。何重にも用意されたセキュリティーで肺を守っているのです。

 では鼻呼吸の場合はどうなのか。「鼻から吸った空気は副鼻腔を巡る」お話はもうしました。この巡った空気は、巡る間に体内の湿気を吸収し、湿度100%に変わります。だから繊毛を痛めません。加えて鼻の入り口から5mm程の間に鼻毛が有り大きな異物をつかまえます。そしてそのすぐ奥には鼻水を出すところがあり、ゴミや細菌などで鼻毛というフィルターを通過したものを粘液でつかまえます。さらにその奥には上咽頭という粘膜面で防ぐのです。因みに口を開いて見える奥の壁は中咽頭と言います。

そして繊毛に届くのです。何重にも用意されたセキュリティーで肺を守っているのです。

 だから「お口閉じてね」が大切な言葉となります。

歯科医は患者さんを診ると鼻呼吸なのか口呼吸なのか見分けられます。「自分は口は閉じている」という人は多いのですが、無意識の時に開いている人は多いので要注意です。

 だから「お口閉じてね」が大切な言葉となります。

歯科医は患者さんを診ると鼻呼吸なのか口呼吸なのか見分けられます。「自分は口は閉じている」という人は多いのですが、無意識の時に開いている人は多いので要注意です。

そして「人種によって鼻の形がどうして異なるのか」についてお話させてください。

高温多湿の地域に暮らしてきた人々は概して鼻や鼻の穴が大きいですね。これはその環境の空気は体を冷やし過ぎたり、繊毛を痛めたりしないからです。一方で寒く乾燥した地域に暮らしてきた人々の鼻は高く、そして鼻の穴は細長いです。これは、なるべく吸い込む空気を鼻の粘膜に触れさせ温め湿度を与える様に適応した結果なのだといわれます。又砂漠に暮らしてきた人々も似たような鼻ですが、これは突然の砂嵐などで、砂を鼻から吸い込まないようにすぐ鼻の穴を狭めて守るためといわれます。

 余談ですが、らくだの鼻の穴もすぐに閉じられるようになっています。世界で一番まつ毛が長いのはエジプトの人々だそうです。これも目を砂から守る適応なのでしょう。

 地球上の生物の中で、哺乳類は全て鼻呼吸です。イルカだってクジラだって、鼻から吐いて、鼻から吸う。口から息を吐くのは声を出す時、そして急激に体温を下げたい時。ワンちゃんが「ハアハア」しているのは汗をかけないから口で体温調整しているのです。

 口は食べ物を入れる所。鼻は空気を入れたり出したりするところ。正しく使い分けて「哺乳類」としてのパフォーマンスを最大にしましょう。

 地球上の生物の中で、哺乳類は全て鼻呼吸です。イルカだってクジラだって、鼻から吐いて、鼻から吸う。口から息を吐くのは声を出す時、そして急激に体温を下げたい時。ワンちゃんが「ハアハア」しているのは汗をかけないから口で体温調整しているのです。

 口は食べ物を入れる所。鼻は空気を入れたり出したりするところ。正しく使い分けて「哺乳類」としてのパフォーマンスを最大にしましょう。

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